(ダウンロードはこちら(Vector)からどうぞ)
日本語を入力するつもりでキーボードを打ったは良いけどもアルファベットが表示されてしまって仕方なく打ちなおす、と言うような事態を防止することが狙いです。
#IMEオンの状態でのひらがな/アルファベットモードの区別は表示しません。対応しているのはIMEのオン/オフ状態のみです。
akinosignは以下の特徴を持ちます。
- テキストエリアにフォーカスがある場合にのみIMEのオン/オフ状態を示すサインを表示します。テキストエリア以外ではサインを表示しないため、本来の作業の邪魔になりません。
- テキストエリアの大きさによってサインの表示方法を切り替えることができます。1~2行の検索ボックス等ではサインをテキストエリア下辺に表示して、テキストエディタ等の大きなテキストエリアではマウス横にサインを表示する(orサイン自体を表示しない)ことができます。
- サインはフォーカス移動時、及びオン/オフ状態の切り替え時に表示されます。サインは指定時間経過後に自動で非表示にすることができます。
図1.テキストエリア下辺にサインを表示 |
図2.IMEオン/オフでサインの色が変わります(IMEオン:橙、オフ:黒(既定)) |
図3.テキストエリアの高さが大きい場合はマウスの横に表示 |
Webページを閲覧しては検索ボックスにキーワードを入力して再度ブラウジングに戻る、ようなテキストエリアとそれ以外を行き来する場合にIMEの状態がよく分からなくなります(少なくとも私は)。
逆に同じテキストエリアで作業を続けている間はIMEの状態が分からなくなることは比較的少ないと感じています。
akinosignは特に前者に焦点を当てています。
前者の場合はテキストエリアが1,2行である場合が多いため、視認性を考慮してテキストエリア下辺にサインを表示します。
しかし、後者の場合はテキストエディタなど、複数行に渡る(高さが大きい)テキストエリアの場合が多いと考えられます。
その場合には下辺のサインは見にくい恐れがあるため、テキストエリアの高さによる表示サインの切り替え(3.)を用意しています。
類似ソフトは既に色々と存在していますが、私の好みに合うものが見つからなかったことが開発の動機です。
特にテキストと関係のない場所でIME状態の表示が出る点がどうしても受け入れられませんでした。。。
ですので、基本的に私の好みに合わせた機能、調整になっております(演出過多な部分も多いです)が、 お気に召した方は是非ご利用してみて下さい。
【注意点その1】
- akinoboardと同様に、管理者権限で実行されているアプリケーション上ではakinosignは正常に動作しません。ただし、akinosignも管理者権限で実行している場合にはその限りではありません。
- アクセシビリティ用の設定画面が自動で開くアプリケーションがあります。Adobe Readerでは「文書読み上げオプション」が表示される場合があります。特に問題がないようでしたら、デフォルトの設定のままで「読み上げ環境設定の設定を常に使用する」をチェックして下さい。
- XP環境では動作確認していません。
【注意点その2】
akinosignが正常に動作しないアプリケーションもあります。
これはアプリケーション側の仕様による場合が多く、基本的に対応は難しいです。
対応希望のアプリケーションがあれば、ご連絡いただけましたら対応できる場合には対応させていただきますが、あまり期待はしないで下さいね(^^;
参考までに、現在私の方で確認している非対応アプリケーションを記しておきます。
- アクセシビリティ機能に対応していないアプリケーション
- Google Chromeのページ内テキストエリア
- LibreOffice
- Java上で動いているアプリケーション
- ゲーム系
- Visual Studio(エディタ部分の座標が適切でない)